日本は実は「祝日大国」?シルバーウィークで考えるオセロ休日と休み方

sanita blog

今年のシルバーウィークは5連休でしたね。 有休を組み合わせて9連休にした方も少なからずいたのではないでしょうか。

僕が会社員だった頃は、連休前こそ「何しようかな」とワクワクしていたものの、いざ始まるとあれよあれよと日数が過ぎて切ない気持ちになっていました。 5日もあるから大丈夫、と初日にダラダラ過ごしてしまい、そのままのペースで連休を溶かしていった記憶もあります。

閑話休題。 日本は諸外国に比べて、祝日がかなり多いことをご存知でしょうか? その数なんと16日。平均すると月に1日以上ある計算になります。

さらに今回のシルバーウィークがそうであったように、2つの祝日に挟まれた平日が休日に変化する、通称「オセロ休日」なる制度もあります。 法律上の正式名称は「国民の休日」というお堅いものですが、要は白と白に挟まれた黒がひっくり返るように、21日の敬老の日と23日の秋分の日に挟まれた22日が自動的に休みと化したわけです。

欧米を見てみると、アメリカ12日、フランス11日、ドイツ9日など、10日前後の国が多めです。(参照Webサイト: JETRO「世界の祝祭日」) ちなみにアジア圏には20日を超えるような祝日大国も少なくありません。

と、ここで社労士としてひとつ補足しておくと、実は法律上、会社には「祝日を休みにしなければならない義務」はありません。

労働基準法で義務づけられているのは、あくまで「毎週少なくとも1回、または4週間を通じて4日以上の休日を与えること(法定休日)」だけ。祝日を休みにするかは、それぞれの会社次第なんですね。

よく「日本は有休消化率が低い」と言われますが、祝日の数を含めると欧米との休日合計日数の差は少し縮まります。 とはいえ、国が決めた日にみんなで一斉に休むと各地で大混雑が生まれるなどデメリットも多いので、やはり自分のタイミングで取れる有休主体の休み方のほうが、働く側としてはありがたいように感じます。

なお、日本の祝日で一番新しいものは平成28年にスタートした「山の日」。 「海の日」「山の日」あたりは、休みを増やすためにガンバッタ感が否めません。次は「川」あたりでしょうか。

連休でリフレッシュできた方も、ダラダラ過ごしてしまった方も、のんびりエンジンをかけていきましょう。

それでは、今日もよい1日を。