
「また月曜か……」「まだ水曜か……」「やっと金曜か……」「もう日曜の夜か……」。
各曜日に対して、こんな思いを抱いたことがあるのは僕だけではないはずです。
毎日8時間、週に40時間。改めて数字を眺めると、気が遠くなります。
1930年、かの有名な経済学者ケインズは
「100年後には週15時間労働がスタンダードになる」と予言しました。
今年は2026年。約束の2030年まであと約4年ですが、
現実は相変わらず週40時間が標準。
なんなら「もっと柔軟に長く働けるようにしよう」なんて議論すら聞こえてきます。
1988年生まれの僕が生きてきた間だけでも、
Windows95から始まったPCの爆発的普及、
携帯電話やスマホ、そして近年の生成AIと、
劇的に生産性を上げる技術が次々と誕生しました。
それなのに、労働時間は半減するどころか、大して減っていません。
なぜ人は、便利になっても暇にならないのか?
そこで思い出すのが、
イギリスの歴史・政治学者パーキンソンが唱えた「パーキンソンの法則」です。
・仕事の量は、与えられた時間を使い切るまで膨張する
・支出の額は、収入の額に達するまで膨張する
結局のところ、いくらツールで効率化しても「週40時間」という枠がある限り、
人間はその枠を埋めるための「新たな仕事」を無意識に生み出してしまうわけです。
実生活レベルでも、
この「与えられた枠を使い切ってしまう現象」には激しく身に覚えがあります。
チョコでもクッキーでも、小分けの袋菓子を家に置いておくと
「あるだけ一気に」食べてしまうんですよね。
冬にみかんを1袋買っても、数日に分けることなどできず、
1〜2日で皮の山を築いてしまいます。
あぁ、パーキンソンの法則。あぁ、悲しき人間のサガ。
それでは、今日もよい1日を。



