
今朝の東京新聞を読んでいたところ、2026年版「過労死等防止対策白書」の案で、
医療業界の精神障害による労災認定が増えているという記事が目に留まりました。
実際に厚生労働省のデータ(「過労死等の労災補償状況」)を見ても、
精神障害の労災請求件数や支給決定件数は、近年「医療・福祉」が最も多い状況が続いています。
僕自身は、これまでに一般的なデスクワークと、
精神障害のある方の支援現場の両方を経験してきました。
その経験から思うのですが、対人支援の現場は「人と向き合っている時間」がとにかく長く、
想定外のことも日常茶飯事で起こります。
また、上司や同僚と「これ、どう対応しようか」と相談しながら進める場面ばかりなので、
やりがいがある反面、職場の人間関係がうまく回っているかどうかが、
そのまま日々の安心感の有無に直結するんですよね。
実際の労災データを見ても、「対人関係」が原因となるケースが増えています。
目の前の人に向き合い、その場でのとっさの判断が常に求められる現場だからこそ、
働いている人自身の「気持ちの余裕」に視点を向けることも求められます。
職場のコミュニケーションを良くする努力も大切ですが、
その前にまず、労働時間や休憩、休日といった
「そもそもの働く環境」を整えることが先決ではないでしょうか。
気持ちに余裕があってこそ、人は誰かに優しくできるものだと思うからです。
普段7時間寝ている人が、忙しさから5時間睡眠続きになってしまったら……
誰だって普段通りの穏やかな心持ちを保つのは難しいですよね。
まずは自分自身の余白が肝心だと日々感じています。
それでは、今日もよい1日を。


