有休の寿命は「2年」。月曜有休派の僕が考える、令和の休み方

sanita cat

皆さんは有休を取るなら、何曜日に取りますか?
僕が会社員だった頃は、圧倒的に「月曜日派」でした。

休み明けのダルさという意味では火曜日も同じはずなのに、
「今週は残り4日スタートだ」と思えるだけで、
気持ちの軽さがまるで違ったのをよく覚えています。

ひと回り以上年上の方々と職場での休み方について話すと、
「昔は有休なんてあってないようなものだった」という声をときどき耳にします。

確かに僕が社会に出た2010年代前半を振り返っても、
世間全体が「さぁ、積極的に有休を取ろう!」という空気では到底ありませんでした。

それが今や、有休消化率の低さへの危機感もあり、
2019年からは年10日以上の有休が付与される人に「年5日の取得」が企業へ義務付けられました。
さらに人材の定着や採用を見据えて、有休の取りやすさを前面にアピールする会社もずいぶんと増えています。

こうした時代の変化の中で、せっかくの有休を1日も使わずに流してしまう人は減ってきた印象ですが、
業種や職場の雰囲気によっては「まだまだ申請しづらい……」と感じている方も多いのではないでしょうか。

ちなみに、その使わなかった有休が「いつ消えてしまうか」をご存知ですか。
労働基準法上、有休の消滅時効は「2年」と定められています。

付与されてから2年間使わずにいると、法的にはそのまま消えてなくなります。
せっかくの権利なのに、使わなければただただ消滅していく。なんとも切ない。

たとえば、2026年10月1日に10日間の有休が付与されたとすると、
その10日のうち使わなかった分は、2年後の2028年9月30日をもって消えてしまいます。

会社側に「付与された有休をすべて使わせる義務」まではないため、
自分で計画的に使っていかないと、知らず知らずのうちに手元から流れていくのです。

一方で会社にとっても、従業員から「私の有休ってあと何日残っていますか?」
と聞かれたときに正確に説明できるよう、付与日と時効の日付をしっかり把握・管理しておくことが欠かせません。

僕が0歳だった1989年、栄養ドリンクのキャッチコピーはかの有名な「24時間戦えますか」でした。

それから40年弱たった今、街ではリカバリーウェアが注目を集め、
睡眠の大切さが叫ばれ、無理をしてすり減らない価値観が当たり前になってきました。

時代は着実に変わっていますね。

自分の心と体をメンテナンスするためにも、流れて消えてしまう前に、ぜひ計画的に有休を使ってあげてください。

それでは、今日もよい1日を。